塩釜市災害ボランティアセンター |
藤倉地区のお宅で、床下の泥の撤去。もう2ヶ月も経過しているので、すっかり乾いた泥出しですが、家屋のダメージを最小限に喰い止める為、重要な作業です。
北井も過去、新潟県の五十嵐川氾濫の際、ボランティア活動で床下に潜り込んでの泥出しを行いましたが、今回は入り口が狭すぎるため、デブの北井は戦力外。表側からサポート作業でした。
映像で、1人が身体半分もぐっていますが、さらに奥に2人がもぐり込んでいます。すごく狭い中での作業は、本当に難儀なものなんです。
下の映像は、午前中で作業がひと段落したところ。
オレンジ色のカッパの川越さん(リーダー)は、北海道・富良野からの参加。スペイン人のアナベルさんと武田さんは、バルセロナから。やや太めの鈴木さんは、気仙沼の被災者。半袖で張り切っている高澤さんは、地元・塩釜市民。そして、水色のカッパの鹿沼さんと北井は、神奈川県・横浜からの参加です。こんなチーム編成でボランティアは活動します。
午後からは、本塩釜駅近くの商店街で、瓦礫とコンクリートガラの撤去作業でした。
そこでトラブル発生。
北井が、アスベスト含有の「可能性」のある建材を発見。すぐさま近くにいた塩釜市職員に報告。そして災害ボランティアセンターからも駆けつけていただき、そのまま作業中止の決断。あくまでも「アスベスト含有建材の可能性」にもかかわらず、その即決の判断には、心から敬意を表します。
だって、これまで北井が神奈川県で「アスベストの危険性」をいくら訴えたって、県はまるで意に介さなかったのに、「ボランティアスタッフに、もしものことがあったら」として、すぐさま作業中止の指示を出してくださったんです。
このときの、塩釜市および塩釜市社会福祉協議会の即決の判断が、これからのアスベスト対策の全国的な対応の先駆けとなるように、北井も訴えて参ります。
本当に感謝申し上げます。
そして今日は、岡山県から女子大生トリオも参加。明るいキャラでボランティアセンターを盛り上げてくれています。被災者の方々も喜んでくださると思うなぁ。
そんな充実した一日でしたが、明日、戸塚公会堂で被災地報告もあるので、夕方塩釜市を出て、先ほど戸塚に戻って参りました。
まだまだアキレス腱が痛みまくりの北井より