敬老の日 |
今日は、敬老の日。
昨日・今日は、各地域の敬老祝賀会への挨拶のため、各会場をハシゴ。
毎年、月並みに、どの議員連中も同じような行動をとってます。
だけど、今年の北井は、これまでとはまるで違う感覚。
震災後、すべての公務を終えて被災地に入り続けて以来、東北への往復は、もう16回。
3.11によって、人生が大きく変わり、重いものを背負って生きて行かねばならなくなってしまった方々とも、大勢知り合いました。
そのことから、「元気で長生き出来ること」「皆で顔を合わせ、楽しく語り合えること」の素晴らしさ・ありがたさを、本当に本当に実感しています。
だから高齢者の方々には、これからも健康で活躍していただきたい、そんな挨拶を各会場でさせていただきました。
「元気・長生き・日本一!かながわ大作戦」は、これからも継続していきますからね。
そんな中、気になるヘッドラインニュースが二つ。
【ODAに被災地産品購入枠、50億円新設へ】
外務省は東日本大震災の復興支援と風評被害払拭のため、東北で製造された物品を優先的に購入する特別枠を政府開発援助(ODA)に新設する方針を固めた。
関連予算として、2011年度第3次補正予算案に約50億円の計上を目指す。
具体的には、例えば発展途上国に対する食糧支援の際には、被災地の水産加工業者が製造したサバやサンマの缶詰を使うことなどを想定している。缶詰は、政府が事前に放射能検査を行い、安全性を確認する。また、福島県で多く製造される内視鏡のほか、被災地で作られた車いすなどを医療支援に活用する。
東北の産品を購入することで復興を支援するだけでなく、食品について政府が安全面の「お墨付き」を与えることで海外での風評被害払拭につなげる考えだ。
ってニュースなんだけど、食品について政府が安全面の「お墨付き」を与えることで海外での風評被害払拭になるの?
日本政府そのものの信頼が失われているのに、何が「お墨付き」なんだろうか?
国民が納得する「情報開示」を行って、はじめて「お墨付き」になるんだと思います。
もう一つ。
【年内に「冷温停止」宣言へ】
福島第一原発の事故について収束に向けた工程表の改訂版が20日に公表されますが、その中身がJNNの取材で明らかになりました。この中で、政府と東京電力は、目標を前倒しして年内に「冷温停止」が達成できるという見通しを示すことにしています。
これまで、政府と東京電力は、原子炉圧力容器の底の温度が100度以下になり、放射性物質の放出が大幅に抑えられる「冷温停止」を、来年1月中旬までを目標に実現するとしてきました。現在、原子炉への注水は安定し、1号機と3号機ではすでに100度を下回っていることなどから、20日に公表する工程表の見直しの中で、「冷温停止」の目標時期を前倒しして年内に達成できるとの見通しを示すことにしています。
また、東京電力は原子炉からどのくらいの放射性物質が放出されているかを測定していますが、20日の改訂版には、その評価結果も盛り込まれるほか、除染モデル事業を開始することなども新たに加えられる見通しです。
政府と東京電力が目標時期を前倒しして「冷温停止」を宣言する背景には、原発事故の収束が順調に進んでいることを国内外に印象づける狙いがあるものとみられます。
って云うニュース。
岩手県・奥州市下水道課の汚泥採取調査で、8月25日~9月6日までの間、ヨウ素131が検出されているんですよ。
半減期が8日間のヨウ素が検出されると云うことは、いまだに「再臨界または部分臨界」がおこっているんじゃなんでしょうか?
そんな状態なのに、「原発事故の収束が順調に進んでいることを国内外に印象づける狙いがある」なんてことでいいんだろうか?????
せっかく敬老の日だって云うのに、なんか嫌な感じですなぁ。