教員にコモンセンスを~文教常任委員会 |
テーマは2点。
1点は、「教員のコモンセンス=社会常識・社会良識の醸成」について。
これは、今年の4月6日付けのブログにも記載した内容を、県教育局に対し問題提起したもの。
※公式行事(入学式・卒業式など)に教職員が「スーツにスニーカー」は可笑しいだろう、って内容です。
高等学校は、子供たちを社会に送り出す「準備の場」、「社会人を育てるための場」、でもあります。
しかし、多くの教職員には民間での社会経験がありません。
民間社会を知らないのです。
だからかどうか、コモンセンスが欠けているのです。
その教育現場の教員にコモンセンスが足りないのであれば、子供たちもコモンセンスを身に着けさせることは出来ません。
そして、そのまま大人社会に送り出すことになる訳ですから、そんな無責任なことは無いであろう、という考え方です。
同時に、実社会の厳しさも教えられるよう、対策を講じるように要望しました。
コモンセンスだけじゃないんです。
社会の厳しさを知らしめることも、子供たちへの教育には必要なんです。
もう1点は、昨年度に発覚した「県立高校の入学試験採点ミスおよび答案用紙廃棄問題」について。
入試の採点方法やマークシート方式の導入など改善策について、他会派から質疑がありましたので、北井からは「その当事者である教職員に対する処分」について、厳しく訴えました。
こんな大事件をおこしておきながら、関係職員に対する処分は「管理職1人が2ヶ月間の10%減棒、6人が文書訓告」という甘いもの。
こんなことを民間企業がやらかしたら、その担当者は非常に厳しい処分を科せられることになります。
なのに、とにかく処分が甘い!
こんなことじゃあ、教師が生徒に対し「社会の厳しさ」なんて教えられっこありません。
ちなみに、「労働者の権利」だけは、しっかり教えたりしてるんですけどね。
だから、新卒で勤めても、すぐに会社を辞めちゃったりするんですよね。
だからこそ、厳しく行きましょう!