若者の意見をもっと取り入れよ! |
このところの北井のテーマは、若者優先シフト。
なぜなら、コロナ対策の割を喰っているのは若者だし、失われた30年で割り喰うのも若者。
この状況を見過ごすわけにはいかない、と感じまくっています。
そこで6月22日に、知事宛ての質問趣意書を提出。
本日、議長経由で県の執行機関に展開されました。
今回のテーマは、「様々な世代・年代の意見を取り入れるために考慮すべきことについて」。
テックジャイアント=GAFAMの創業時、創業者の年齢は、25歳・25歳・21歳・19歳・31歳・19歳。成功した理由は、世の中を変えるためのアイディアを生み出せたからです。
新しい技術を生み出してイノベーションを担うのは、近年では大学とスタートアップであり、スタートアップ企業の育成にも、大学との協働が求められています。
経済産業省も大学発ベンチャーについて、「イノベーションの担い手」として高く期待される、としています。
明治政府設立に関与した多くの要人は40歳以下で、多岐におよぶ改革が進められました。
国難と言われる現代において神奈川県行政も、大きな変革・イノベーションが求められる今こそ、二十代・三十代の意見・発想も取り入れられる環境を整えるべきではないか、と考えます。
民主主義とは「人々が公的権力に参加出来ている状態」と定義されるのであれば、各世代からの代表が、そこに参加出来ていて然るべきです。
世代・年代を限定せず、各世代・各年代間を超えてパブリックコメントを募っているかもしれませんが、議論に参加出来ていることとは根本的に違います。
国難を乗り越えるための変革・イノベーションには、すべての世代・年代が立ち会うべきです。
ましてや、これからの日本を背負う若者たちが、そこに立ち会えないことがあってはなりません。
でも、実際は「若年層の意見は蚊帳の外」って感じです。
とは言え、本提言は、過去から現在に至る、本県のすべての教育委員会委員および附属機関等の委員は適任者であって、けっして委員を否定するものではありません。
同時に、「温故知新」の精神は大事であり、実践すべき考えであることも強調しておきます。
そこで、県の審議会・審査会・調査会・協議会・各種委員会等々の附属機関等には20代・30代をもっと登用するように、同時に、県の教育委員会には30代・40代をもっと登用するようにして、若年層の意見を取り入れる環境を整えるよう提言しました。
(※県の教育委員会には、年齢規定が存在するため現状では、20代が登用出来ない仕組みになっています。)
各数値も出した全文は、貼り付けた質問趣意書の写真でご確認いただければ幸いです。
知事からの回答は、次の本会議の採決日に提出されます。
またご報告いたします。