商店街の活性化とは? |
まず広い駐車場が午前中からほぼ満車状態なのに驚き、そして買い物カートの大きなことに驚き、さらに店内の広さ・物の多さに驚き、たまげました。「クルマと大型冷蔵庫」、大陸のアメリカ型消費文化の直輸入。個人経営者の連なる「商店街」にとっては、まさに「黒船」です。
こんな大型量販店がそこいらじゅうにあったら、各地の小規模商店街はひとたまりも無いであろうし、地元の商店で買い物が出来なくなる「地域共同体の崩壊」につながりかねないと思うと、恐ろしさも感じました。
この大型量販店の駐車場には、他地区のナンバーもたくさんあり、お客さんの大半は行動半径の広い若い方たち。この方々が御歳を召して行動半径が狭まり、近所の徒歩圏内で買い物したくても出来なくなってしまったとき、どうするのだろうか?そんなことも考えました。
自己完結できてこそ「地域共同体(コミュニティー)」と呼べるのではないのでしょうか?日頃そんな風に考えています。徒歩圏内に買い物できる商店がある。スポーツできるグランド・広場がある。散歩が出来てカブト虫が捕れる森がある。出会い・語らいの場所がある。そんな地域再生を目指しています。