仮設住宅に〝縁台〟を設置! |
先週末の土日で被災地を再訪。
早10度目の往復です。
今回の目的は、仮設住宅への縁台(木製のベンチ)20台設置。
おもてに腰掛ける場所がないと、どうしても引きこもりがちになってしまうことを、過日の餅つきで直感。
そこで後日、たまたまお会いした地元の山田建設さん(山田一元社長)と雑談でそのことを話ししたところ、「じゃあうちで作るよ」って即断してくださり、話しをしてから10日後の設置になりました。
現場で作業してくださったのは、山田建設の鮎川さんと中村さん。
子供たちもなついちゃって、なついちゃって。
二人とも、子供が大好きだし、子供たちも二人が大好きです。
あいにく土曜日は夕方から雨が降り出してしまいましたが、作業終了後、災害現場に立ち寄った後、二人ともほぼ完徹で帰路につきました。
お疲れ様です。
日曜日は現地・名取市の箱塚桜団地のお天気もよく、老若男女・年配者から子供たちまで縁台を中心としたコミュニケーションがありました。
住民の皆様には、「地域コミュニティーの再生に必要なものだった」と本当に喜んでいただきました。
今回で10往復目ですが、被災地生活での実質的な最大貢献だったようにも感じます。何度も行っていると感じ方も変化していくものです。
山田建設さんのご厚意に心から感謝です。
これからの季節は、この木陰がベストポジションになりそう。
また、柏尾町の関本哲志さんからお預かりした「だるま絵」も集会場の中に置かせていただきました。
「把手共行」
たがいにておとりあい
長い道のり
共に手をとり
歩いていこう
と言う内容です。
皆さんが出入りする頭上に飾ってもらいました。はまってます。
また支援物資の追加がありました。
事務所にお持ちいただけると助かります。
■かとり線香・キンチョール・キンカン等、虫除け・殺虫剤・かゆみ止め
■女性用下着
■尿漏れパッド
■扇風機・うちわ・扇子
■会議用折りたたみ机・パイプ椅子
■夏用衣類・ゆかたセット
■雨傘・日傘
■自転車
以上ですが、この住宅だけ必要と云う訳ではありません。
各方面にご参考になれば幸いです。
各方面から、「地元をおろそかにして、北井はけしからん!」とのお叱りを頂戴しております。
「すべての行動は〝いざ〟という時に、我がふるさと神奈川、そして戸塚を守るため」、の思いで活動しています。
仮設住宅での生活がもう少し馴染むまで、あとしばらく関わらせていただきたいと考えています。
お許しいただければ助かります。
北井より