ふたたび熊本へ 一週間ぶりの再訪 |
翌日3日(火)の夕方、熊本県阿蘇市に到着。
途中、2度の事故渋滞やら何やらを経て、想定よりも半日遅れ、21時間の行程。
熊本県内には、4日(水)の夕方までの滞在になりました。
今回の熊本訪問の目的は、進捗状況の確認と、被災者ニーズの確認。
発災から20日間、そして前回訪問から丸一週間。
何がどのように変化して行くのか、神奈川を守るためには、自分の目で見ておくことが大事。
今回も勉強させていただきます。
今回の持参品=応援物資は、写真上↑の「プラスチック製の衣装ケース」。
二次災害に備えて、家の中の荷物をいつでも持ち出せるように整理しておくためのもの。
周辺のホームセンターは、すでに在庫ゼロ。
横浜からは、横浜市会の中島みつのり議員からお預かりをしてお届けしました。
また、(株)ミタカ・福岡支店長は自ら現場に持ち込んでくださいました。
ありがとうございました。
そして、現地に到着後、すぐさま夕食会。
H鋼が入っていて頑丈な農業用倉庫が、緊急避難ダイニング。
阿蘇市狩尾地区の周辺の多くの方々が、ここに集まります。
4日(水)は、前回見て回れなかった部分の被災調査からスタート。
あらためて活断層の恐ろしさを目の当たりに。
続いて、阿蘇市・佐藤義興市長(写真下)と面談。
地元の被災調査中にお時間をいただき、お話しを伺うとともに、今後の支援内容についての意見交換をいたしました。
阿蘇市・佐藤市長とは、共通の知人が何人かいる関係もあり、支援については、うまく連携が取れそうに感じます。
今後とも、連絡を取り合いながらの活動になりそうです。
それと、もう一つ。
いわゆる「支援物資」ですが、多く集まるところと、まるで集まって来ないところと、濃淡がはっきりします。
これは前回報告した通り、TV報道の影響が大きいのです。
よって、倉庫がパンクする勢いで物資が集まるところから、集まって来ないところに、移送する作業が必要になるのです。
下の写真↓は、阿蘇市・乙姫地区の公民館。
ここも、物資が不足していた地域ですが、パンク状態の地区からの移送で成り立っています。
そんなこんなで、あっという間のタイムアップ。
今回も、食事や寝床でお世話になった皆さまにご挨拶しながら、しばしのお別れです。
《支援金報告》
今回の街頭募金=5月1日・2日=支援金カンパで、125,531円をお預かりいたしました。
そして、水戸まさし衆議院議員と山浦栄太市会議員が4月30日に実施した街頭募金の、25,585円を加えさせていただきました。
合計=151,116円+αで、152,000円をお預けして参りました。
お預け先は、前回同様、宮城県から継続して現地入りしている「名取復興支援協会・大田幸男理事」。
現時点で、この支援金を元手にして発注している応援物資は、以下の通り。
◆4~5人用のキャンプテント×8セット
◆災害備蓄用の高機能エアーマット×100セット
※これまでお預けした総額、272,000円ではすべてをカバー出来ませんが、お互いで意見交換しながら進めております。
また、商品そのものが届き、設置された時点で、写真を添えてご報告いたします。