動物保護センターについて~予算委員会① |
北井は、今日を含め4度の出番。
7分30秒・1本勝負の4連チャンです。
初日は、過日ご報告をした、1月30日開催の神奈川県動物保護センターあり方検討会について。
そして、その、あり方検討会の意見をもとにセンター建設費用を3億円も増額すると言った本会議答弁について。
7年前に、県議会・厚生常任委員会で「殺処分ゼロ」を提言して以来、ずっとこの県の取り組みを支援して来た立場での発言です。
様々な意見を聞いて、取り入れることは、それはそれで重要。
だけど、みんなの要求なんて聞いていたら、お金がいくらあっても足りるわけがない。
いま流行の「ヨーロッパ型の先進諸国のシェルター」なんて、お金が潤沢にあるから出来ること!
知恵を出して、お金を掛けないで運営している民間のノーキルシェルターなんて、国内にもたくさんある!
群れで生きる犬たちにとって、隔離・検疫以外では個室なんて、そんなにこだわる必要なし!
群れで暮らすことの出来るシェルターで暮らしている犬たちは、活き活きしている!
って訴えました。
何でもかんでも「全部聞く」なんてことをやっているから、ボランティアさんの活動実績の公表も出来ないでいるんです。
それによって、便乗寄付金集めも止められないでいるんです。
本来、神奈川県で活躍されているボランティアさん達に行くべき寄付金や、神奈川県動物保護センター建替え寄付に寄せられてもおかしくないような多額の寄付金が、他県に流出してしまったりもするんです。
神奈川県の動物行政は、全国から注目されているんです。
だからこそ、県は何をどうしたいのか、ちゃんと整理して、コスト意識に欠けるなんてことを誰からも言わせないように、県は自信を持って、毅然とした行動をとってください、って訴えました。
写真上↑は、新築された熊本市動物愛護センター。