N高等学校 |
2ヶ月前、豊見城のスケボーパークの取材の時にお世話になった、豊見城市議会議員の太田よしひろさんの紹介で、伊計島にあるN高等学校を訪ねました。
太田議員との雑談の中で、「神奈川県の不登校の子供たちを孤立させないように、全国の山村留学の取材をして、神奈川とのパイプを作っている」って話しをしたら、N高等学校っていう新しいスタイルの通信制の学校があるから、是非取材してみて、っていうご縁でおじゃましました。
奥平氏も、もともと学校の先生を経験者。
そして、カドカワとジブリと代ゼミが学校を仕掛ける、とのことで設立準備の段階から参画したとのこと。
インターネットを駆使した映像授業が満載、学校に行くのは年に1回=5日間、ネット上での遠足、TVゲームでの部活動などなど、こんなんで学校って呼べるの?
って思ったりもしつつ。
だけど、HPの著名人からのメッセージを読んでみると、なるほど、って思うし、とにかく行ってみなきゃ判らないな、そんな思いでやって来ました。
奥平校長から、まず伺ったお話しは次の通り。
「子供たちにとって、ネット上の物とリアルは、同一。そこに垣根は無い。だから、あえてネットで教育。」
ほぼ、こんな旨のお話しだけで充分でした。
現代の子供たちにとって、リアルもバーチャルも、現実として「そこにある」もの。
大人たちは、バーチャルを「ニセモノ」って扱うけど、その感覚、彼らには必要ないんですね。
大人からネットに入っていかなければ、彼らがその世界にいることにすら、気が付かないんですね。
大人たちが、大人たちの感覚でつくって、維持している「学校って枠」に対し、居心地良く感じている子供たち、おとなしく収まっている子供たち、そして、窮屈で収まりたくない子供たち、いろんな子供たちが存在します。
その、「収まりたくない」子供たちが、活躍出来る「学校=場」を提供するのが教育者の役割だとしたなら、N高校には多くの子供たちが集まるでしょう。
そして、実際に集まって来ています。
授業も、校長の案内で拝見させていただきました。
通信制だけど、すてきな制服もあります(↓)。
とても人気があるそうです。
ちょっと天気が悪いですが、ロケーションは最高です。
今年の4月には、横浜キャンパスも開校します。
都内にも、千葉・大宮・名古屋・福岡にも開校します。
おそらく、一気にメジャーな存在になると感じます。
今日は丁度、年に一度・沖縄本校に5日間通うスクリーングの日。
授業を拝見し、雰囲気も感じることが来ました。
そして、北井の固定観念は、ぶち壊されました。
ここは、とてもニーズの高い学校と感じます。
次は、この学校のイベントを取材したいです。
また来させてください。
ありがとうございました!