渡嘉敷島留学~わらびや |
沖縄の友人からの紹介で、慶良間諸島の渡嘉敷島で山村留学の子供たちを預かる『わらびや』さんと渡嘉敷村・教育委員会、そして渡嘉敷小中学校を訪ねました。
渡嘉敷島は、那覇の泊港からフェリーで70分。
高速船だと35分、の距離感。
この島で、坂田ご夫妻が里親として、小学生;1名・中学生;4名、総勢5名の男の子たちを預かる「場」が『わらびや』です。
「場」と言っても、ただの古い家。
そこで、9人暮らしの大家族!
そして、坂田さんの就学前の娘2人も同居なので、とっても家庭的、と言うよりも家庭そのものです。
写真上は、みんなが団欒する居間です。
写真上は、勉強部屋です。
時には「父親役」、また時には「兄貴役」。
奥様の明子さんは、神奈川県出身。
時には「母親役」、時には「お姉さん役」。
そんな存在です。
渡嘉敷村役場で、村の宮平教育長(写真下)とも面談。
島全体=村全体の課題等、お伺いしました。
重厚感と安心感のあふれる教育長です。
現在は、坂田さんを含め、里親さんは2軒。
来年度は、もう1軒増え、3軒態勢になるそうです。
島を挙げての留学制度の拡充です。
学校自体のロケーションは、フェリーの発着する港の、すぐ前。
目の前が、港です。
下の写真の赤線で囲ってある場所です。
沖縄感いっぱいです。
授業も拝見いたしました。
小規模校ならではのメリットも、随所に見られます。
素直に「いい学校」だと思います。
図書館の明るさが印象的。
グラウンドは芝。
北井の感じたままの感想は、この里親=坂田ご夫妻が、渡嘉敷島留学の最大の魅力だと言い切ります。
いろいろお話しさせてもらいましたが、この2人の人生経験値は、とてつもなく高いです。
この人生経験と言う大きな財産は、里親としての強力な「武器」になるんだろうな、って思います。
この2人は、何が起きたって、そう簡単に「ひるまない」2人です、って感じます。
子供たちも一緒に、皆で夕食をごちそうになりましたが、その際の坂田さんと子供たちとの会話が、これまた温かくて楽しいんです。
子供たちの「顔つき」も、みんな活き活き輝いていました。
それがすべてで、何よりです。
やっぱり山村留学は、「人」ですね!
渡嘉敷島留学、お薦めです!
『わらびや』、お薦めです!