日タイ友好議員連盟③~タイ版働き方改革&泰日工業大学 |
タイでも、日本同様に「働き方改革」が求められています。
いくら働いて稼いでも、生活が充実していなければ、本末転倒、元も子もないってことは、万国共通の課題だそうです。
さらに健康促進対策については、日本のように押し並べて死亡者数や死亡率で判断するのではなく、年代ごとのテーマを認識することが重要、ということを再認識させられました。
本県において、自殺対策の強化はこれまで以上に取り組まねばならない、ということです。
なぜ「自殺」という行動に踏み込んでしまうのか?
これまでのような対症療法だけではなく、原因療法としてその科学的なメカニズムの解明を急がなければならない、と考えさせられた取材でした。
ここでの取材で一番のポイントは、タイ国内における「3Kの労働力」は、主にカンボジア人・ミャンマー人等の「CLMV」が担っている、ということ。
北井自身にも、この認識はありませんでした。
おそらく多くの日本人が勘違いしていると思うんですが、大半の日本人は、すべての東南アジア人を一緒くたに認識しているのではなかろうか、と危惧します。

20世紀の後半に、世界の序列は大きく動き出し、変化している、ということ。
そして、そのスピードは日本人の感覚を超えたところで進んでいる、ということ。
この認識を誤ると、全体の戦略を誤ることになるだろう、ということ。
このような情報は、現地で確認しないとなかなか受け取れないものだと感じました。