もたもたやってんじゃない! |
食品中の放射性物質の新基準値 「乳児用食品」を新設へ 子供の被曝に配慮産経新聞 11月20日(日)18時32分配信
食品に含まれる放射性物質の暫定基準値に代わる新たな基準値作りを進めている厚生労働省は、暫定基準値で5分類だった食品の分類を、新基準値では4分類とし、このうちの1つは、粉ミルクなどの「乳児用食品」とする方針を固めた。
~(中略)~
乾燥で濃縮され、高い数値の放射性セシウムが検出される乾燥食品は、飲食する状態に戻したうえ「飲料水」や「一般食品」として判断する方向で検討を続けている。
以上ですが、こんな重大な仕事、もたもたやってないで、さっさと決めてくれなきゃ、国民の生命・健康を守ることなんか出来ないんだぞ!
北井のブログでも、過去たびたび取り上げている「暫定基準値」。
こんな乱暴な基準なんてあり得ないんです。
例えば、飲料水の200ベクレル/Kgは、チェルノブイリ事故で苦しむウクライナの基準の100倍。
幼児の飲料水の暫定基準値は、100ベクレル/Kg。
これがどんな数字かと云うと、WHO(世界保健機関)で定められた平常時の飲料の基準は1ベクレル/Kg。
ちなみに国際法で規定されている原子力発電所の冷却排水基準値は、セシウム137で90ベクレル/Kg。つまり、暫定基準値よりも、放射性物質が残留する冷却排水で作ったミルクを幼児に飲ませて良いということ。
こんなこと、半年も前から話題になっていること!
だから神奈川県議会の仲間達に「神奈川県民の健康・生命を守るために、神奈川県独自の基準を作って実行せよ!」って訴えてきてるんだけど、な~んにも反応しないんだよね。
言いたくは、なかったけど、仕事しないんだからしょうがないよね。
国会も県会も市会も機能してないもんね。
先日、戸塚区の舞岡公園の焼却灰が話題になったけど、こんなこと当たり前。
前にも言った通り、戸塚区内にもホットスポットは点在するし、当然、死の灰は降ってしまったんですから。
こんな一大事、寝ないでいいから、徹夜徹夜で仕事しろ!
税金で給料もらってるんだから!